きさらぎ賞 調教診断

きさらぎ賞の調教映像から個人的見解で調教評価順を紹介したいと思います。

仕上がり具合を降順で記載しています。
①グランレイ
ーーーーーーーーーー ※1
②アルジャンナ
③ストーンリッジ
④コルテジア
⑤トゥルーヴィル
⑥サトノゴールド
⑦ギベルティ
ーーーーーーーーーー
評価対象外 ※2
・サイモンルモンド
※1:区切り線は仕上がりに差が大きい事を示しています。
※2:調教映像が無い馬を評価対象外としています。

 毎年の事ですが、少頭数になり易いきさらぎ賞、今年もその流れを踏襲して8頭立てとなりました。少頭数は紛れが生じ易い上に、人気馬で決着すると極端に安い配当になってしまう為、馬券の買い方が難しいレースです。昨年のきさらぎ賞も今年と同様に8頭立てだったものの 3番人気→6番人気→7番人気 という荒れた結果になっています。昨年の2,3着馬は調教ではいい動きをしていた為、納得の結果ではありました。
 今年のメンバーですが、重賞好走馬と新馬勝ち上がり直後の馬のレースとなりました。気になるのは前走の札幌2歳Sから5ヵ月ぶりの出走となるサトノゴールド、調教の動きを見る限りはブランクがそのまま動きに出ているという見解になりました。
 よく見えた馬としては、グランレイの動きが他の馬に比べて1段階上の仕上がりに見えました。前走の朝日杯3着が人気薄だった事からフロック視されてこの人気になっていると思いますが、調教から見ると積極的に狙っていきたい馬です。

 1頭だけ評価対象外としたサイモンルモンドですが、この馬は調教映像が掲載されていない為、評価対象外としています。調教映像が掲載されていない馬が馬券に絡む事は、実は殆どありません。感覚的には年間で2~3頭程度です。JRA側も有力馬の調教映像は撮り逃しの内容に気を付けているようですが、明らかに実力が落ちる馬などは撮り逃しという事が結構あります。サイモンルモンドの戦績を見てみると、新馬戦2着、未勝利戦1着の2戦1勝でこのレースに出走してきていますが、2戦ともダート戦での戦績なので、評価対象外という扱いのままで良いと判断しました。

 あくまで調教の仕上がりの掲載なので、このまま馬券を買うのではなく、ご自身の予想の参考資料の1つと捉えて頂けると幸いです。

コメント