競馬ファンの種類

 「競馬好き」と言うだけで、アレルギー反応をするように毛嫌いして、その後何を言っても聞く耳持たずって人いますよね。そういう人って「競馬=賭博」という印象を持っているのだろうなと思うのですが、競馬好き側からすると「そこまで毛嫌いしなくてもいいのに・・・」という気持ちになります。

 そんな人はそもそもこのブログを読む事は無いと思うのですが、そういう人に出くわした時に、上手く説明できるように競馬ファンの種類をまとめてみたいと思います。私の考えですが、大きく分けると以下の5パターンに分けれれるような気がします。

  1. 馬券好き
  2. レース好き
  3. 馬好き
  4. 騎手好き
  5. 競馬場好き

それぞれのパターンについて、具体的にどんな事か説明したいと思います。

1.馬券好き
 ギャンブルとしての競馬が好きなタイプ。初心者やライトなファンに多いです。競馬をやらない人に「競馬が好き」と言うと、8割以上の確率で「今まで最高でいくら儲かった?」と聞かれます。 競馬場に行ける距離に住んでいるのに、競馬場ではなくウインズに行くような年配の競馬ファンの方に多い印象です。
 レース結果についても「どの馬が勝ったか?」という事よりも、「何番の馬が勝ったか?」という事の方が重要なタイプ。馬券を買う人の中で一番多く、競馬人気を支えている重要なファン層だと思います。

2.レース好き
 競馬のレースを見る事が好きなタイプ。もちろん馬券を買ったりしますが、買わないレースでも見ていたいというタイプ。馬券を買えない海外競馬を見たり濃い競馬ファンに多いタイプだと思います。

3.馬好き
 馬を見ているのが好きなタイプ。パドックを見るのが好きだったり、時々いる血統博士のような人もここに分類されます。また馬が好き過ぎて、引退した過去の活躍馬に会うために牧場に行ったり、一口馬主を始めたり、資金力がある人であれば個人馬主になったりするタイプです。

4.騎手好き
 大半が女性ファンになりますが、騎手が好きなタイプ。パドックで騎手の写真をメインで撮影したり、ウィナーズサークルで勝利騎手にサインを貰ったりするファンの事です。中には熱狂的なファンで騎手を追っかけて全国の競馬場を巡っているようなファンの方を見かけた事もあります。
 藤田菜七子騎手がデビューした後からは、このタイプの男性ファンも出現してきているようです。2020年1月下旬からフランスのミカエル・ミシェル騎手が南関東に短期免許で来日しますが、彼女目当てのファンも出てきそうな気がします。彼女は日本の通年免許取得も狙っているようなので、万が一通年免許を取得するような事になれば、今以上にこのファン層が増える事が考えらえます。

5.競馬場好き
 競馬場に行く事自体が好きなタイプ。競馬を楽しむ事は勿論の事、競馬場で開催されている各種イベントなども楽しむような人や、全国の競馬場を巡礼して回る俗に言う旅打ちが好きな人の事です。私の経験ですが、東京競馬場でよく見かける常連客が、函館競馬場に行った時にいた時はビックリしました。と同時に、向こうにも同じ事を思われているのだろうなと思いました。最近のJRAのCMを見ていると、このタイプのファン層を増やそうとしている感が伝わってきます。

タイプ分けはしませんでしたが、競馬場でバズーカのようなレンズを付けた一眼レフカメラを抱えたタイプの人ですが、2~4のいずれかのタイプか、複合タイプだと思います。

 ここまでまとめてみて「私はどのタイプだろう?」と考えたのですが、全部に該当してしまっているような気がします。毎週最低でも中央と地元南関東の重賞レースの馬券を買っていますし、最寄りの中央競馬の競馬場である東京競馬場で開催がある日は、都合がつけば競馬場に行っています。
 馬を間近で見たり、馬と触れ合いたいので、関東や北海道の牧場に足を運びますし、2016年からは一口馬主も始めています。一口馬主に関しては、改めて詳細を書こうと思っていますが、一口馬主になった理由の1つとして、クラブの会員でないと入る事のできない牧場に行く為に、一口馬主になったという事もあります。
 騎手好きに関しては、追っかけなどはしませんが、藤田伸二元騎手が営んでいる札幌のBARにも行きました。そして、競馬場に関してはとにかく好きで、2020年1月現在で現存している競馬場には全て行きました。2022年に移転予定の名古屋競馬場にも移転後に訪問する予定でします。ただ、心残りは競馬場巡りを開始するのが遅かったという事。数年早く始めていれば、荒尾競馬場と福山競馬場には行けました。

 競馬を毛嫌いするタイプの人に出会った場合、上記の事を上手く伝えられれば、競馬に対するイメージを変える事ができると思います。
あたなはどのタイプの競馬ファンですか?

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