2月に入りクイーンC、共同通信杯と春のクラシックを視野に入れたレースが行われました。3月からはクラシックのトライアルレースが行わるので、このタイミングで自分が出資している現3歳世代の馬の状況をまとめてみようと思います。
現在、シルクホースクラブ、ノルマンディーオーナーズクラブ、広尾サラブレッド倶楽部の3つのクラブで出資をしているのですが、クラブによって完全に明暗が分かれた状況となっています。
シルクホースクラブ
シンティレーション(ロードカナロア産駒・牝馬) 美浦・池上昌和厩舎 4戦2勝
8月にデビュー2戦目で勝ち上がり、負けはしましたが重賞アルテミスSに出走、年明けに若竹賞で2勝目を飾りクラシックトライアルへの挑戦権を取れました。まだ馬体が固まっていない事もあり間隔を開けながら使われまだ4戦しかできていませんが、その中で2勝して3歳オープン入りと現時点では3歳出資馬の出世頭です。デビューから一貫して横山武史騎手が乗ってくれている事も心強く、期待している1頭です。
サンカルパ(ドゥラメンテ産駒・牝馬) 美浦・田中博康厩舎 3戦1勝
8月にデビュー2戦目で勝ち上がり、この世代の出資馬勝ち上がり第1号となりました。シンティレーション以上に成長途上という感じで、早い段階で勝ち上がれた事もあり成長を待ちながら使われているという状態です。負けた2戦はこの馬の良さを生かしきれない内容で歯痒さが残るレースでした。2/27のデイジー賞出走を予定しており、ここで勝利できるようならばオークストライアルに挑戦できるかもしれません。
リンドラゴ(ミッキーアイル産駒・牡馬) 栗東・高野友和厩舎 2戦0勝
11月にデビューして6着、続く12月の未勝利戦で4着、末脚に期待を持たせてくれるレースはしてくれていますが、まだまだこれからの馬という印象。ミッキーアイル産駒という事もあり早期デビューを狙っての出資だったのですが、結果的にシルクで出資した3頭の中で一番遅いデビューとなってしまいました。募集時に381キロしかない小柄な馬だったのですが、前走出走時には498キロと見違える程に大きくなっています。最近では出資する事が難しくなっているシルクの牡馬なので、なんとか勝ち上がって欲しいところです。
ノルマンディーオーナーズクラブ
リオンラファール(リオンディーズ産駒・牡馬) 美浦・矢野英一厩舎 6戦1勝
9月にデビューして年内は4戦して未勝利も、年明け1月に5戦目で勝ち上がり、続く昇級初戦でも2着と好走をしています。勝ち上がりに少し時間が掛かったので昇級初戦は通用するか心配でしたが、まだ上のクラスも狙えるという力を見せてくれました。ミルコ・デムーロ騎手が気に入って重賞の裏開催とかでない限りは継続騎乗してくれている事も心強いです。
シュヴェルトライテ(マツリダゴッホ産駒・牝馬) 美浦・池上昌和厩舎 3戦0勝
11月にデビューして3着→5着→2着と勝ち上がれていないものの掲示板を外していません。特に前走はクビ差負けと惜しいレースだったので、時間の問題で勝ち上がってくれると思います。母3頭目の産駒ですが、兄姉は共に3勝Cまで出世しているのでこの仔にも期待しています。
広尾サラブレッド倶楽部
タレントゥーサ(モーリス産駒・牝馬) 栗東・池江泰寿厩舎 1戦0勝
12月にデビューして5着、その後は成長を促す為に外厩に出て調整をしていますが、帰厩の目途は立っていません。デビュー戦で掲示板に乗っているだけに、能力はあると思うのですが続けて使うような厩舎でもないので、今後の1戦1戦の結果が大事になってきそうです。
キセキノセンシ(マジェスティックウォリアー産駒・牡馬) 美浦・尾関知人厩舎 2戦0勝
12月にデビューして3着→4着と広尾出資馬の中では一番期待できる成績を残しています。今週末に万全の状態で出走を予定していましが除外となってしまいました。広尾出資馬の中では一番勝ち上がりに近い馬だと思います。
アタビズム(シルバーステート産駒・牡馬) 美浦・深山雅史厩舎 未出走
12月にゲート試験には合格したのち外厩調整、2月に帰厩してデビューに向けて調整中。ゲート試験前から体質の弱さが見られ、現在も体力がついていない様子が伺えます。デビュー戦でどうなるかわかりませんが、期待し過ぎないように見守りたいと思います。
アンダーレ(ダノンレジェンド産駒・騙馬) 美浦・中舘英二厩舎 1戦0勝
1月にデビューして13着、その後は外厩に出され去勢されています。デビュー戦の結果が酷かったので、去勢効果でどこまで良化してくれるかを期待するしかないです。
カリグラフィー(ロゴタイプ産駒・牝馬) 栗東・田中克典厩舎 1戦0勝
11月にデビューして13着、その後は外厩にて調整中です。デビュー戦がシンガリ負けだったので、期待しないで待ちたいと思います。
スリールトウショウ(パイロ産駒・牝馬) 美穂・和田雄二厩舎 3戦0勝
10月にデビューして12月までの間に10着→6着→12着、今週末に4戦目の出走を予定しています。成績は振るいませんがレースを使えているのはありがたいです。勝ち上がりまでは難しいかもしれませんが、定期的に出走してくれると応援したくなります。
総括
完全に広尾の一人負けの状態です。順当に見てキセキノセンシぐらいしか勝ち上がりの期待ができる馬がいません。かなり贔屓目に見てタレントゥーサも加わるぐらいでしょうか。百歩譲って成績が悪いにのには目を瞑りますが、もう少し出走させて欲しいです。他の2クラブは、例年以上に順調でシルクのリンドラゴが勝ち上がりに不安が残るという程度です。
広尾は2018年産馬の成績が酷かったので、クラブとの相性が悪いと判断して、この世代限りで退会を予定していて、2020年産馬には出資をしていません。(正確には当歳募集で1頭出資したが1歳春に引退)
その心持ちが出資馬の成績に現れてしまっていると思うようにしています。でも、出資したからにはその馬が引退するまで応援していきたいと思います。
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