シルクホースクラブの一次募集が締め切られたので、私が申し込んだ馬と選定理由を公開したいと思います。
シルクの2020年度募集の出資にあたり春以前から以下の目標を立てていました。
① ロードカナロア産駒かルーラーシップ産駒への出資。
② 募集価格3000万円以下の馬。
③ 牡馬への出資。
④ 新種牡馬への出資。(シルクが無理なら他クラブで)
①は過去何度か出資を試みたものの出資が実現していない為、毎年の出資目標になっています。
②は過去に出資したクーダルジャン(4000万円)、クロワルース(5500万円)の成績が今までに出資した馬の中でも5本の指に入る程に悪く、高額馬との相性が悪い(ルシルク限定かもしれませんが・・・)と判断して、リスクを抑える為に金額上限を決めました。
③ですが、当初は牡馬優先で出資していたのですが、シルクでは募集価格の上昇や会員増加の影響で、ここ2年は牝馬にしか出資できていませんでした。牝馬は活躍しても6歳3月迄に引退してしまう、種牡馬入りの夢を持ちたい、との理由から最低1頭は牡馬を入れておきたいと思っていました。
④は一口馬主を初めてから、毎年新種牡馬への出資を行っています。2019年産馬では3月に広尾でシルバーステート産駒への出資が実現した為、優先度としてはそれ程高くありませんでした。
そして、5月に募集予定馬の一覧が出た時点で、出資候補馬として絞り込んだのは以下の4頭です。
・ シャクンタラーの19(エピファネイア産駒・牝馬)
・ マンドゥラの19(ハーツクライ産駒・牝馬)
・ ディープストーリーの19(ルーラーシップ産駒・牝馬)
・ メリーウィドウの19(ドレフォン産駒・牝馬)
早速③の牡馬への出資の目的を諦めてしまっています。それぞれの選定理由は以下の通り。
【シャクンタラーの19】
デアリングタクトの活躍が少なからず影響しています。募集予定馬の中で唯一、3頭デビューして3頭勝ち上がりという父エピファネイア×母父ゼンノロブロイのニックスが発生していた為。。
【マンドゥラの19】
ハーツクライの牝馬は毎年安い価格で募集される馬がいるので、今年のハーツクライ産駒最安値はこの馬と予想。
【ディープストーリーの19】
ルーラーシップ産駒の中で、ディアンドルの全弟であるグリューネワルトの19は募集価格の高騰が安易に予想できたので論外。ディープストーリーの半弟のミトロジーに出資している事もあり、この馬を選択。
【メリーウィドウの19】
ダート単距離で活躍した種牡馬の産駒として考えると、来年から募集されるマインドユアビスケッツの方に期待している為、見送るつもりでいたのですが、日本競馬にマッチした場合の事を考え、「金額如何で」という条件付きながら選択。
その後、募集価格・厩舎・測尺の情報が徐々に発表されましたが、上記4頭は問題なくクリアしたのですが、戦況を大きく変えたのは7/30に発表された1回目の中間発表。前回の記事にも書きましたが、1回目の中間発表でランクインしてしまった馬は、抽優抽選必須なので出資対象からは除外しているのですが、上記4頭中3頭がランクインしてしまいました。大慌てで出資戦略を何度も練り直し、人気なども考慮しながら選定し直した申込予定馬と戦略は以下の通り。
・シャクンタラーの19(抽優)→ 落選なら1.5次募集でクロンヌの19
・ハイドバウンドの19 → 落選なら1.5次募集でウインフロレゾンの19
・ディープストーリーの19
・ワイオラの19
しかし、迎えた8/4の最終中間発表で募集馬74頭中62頭がランクインするという1.5次募集など考えられない状況となり、更に苦境に立たされてしまいました。そして、散々頭を悩ませた結果、最終的に以下の7頭に申込を行いました。
・ハイドバウンドの19(抽優)
・クロンヌの19
・ウインフロレゾンの19
・ジャポニカーラの19
・ディープストーリーの19
・メリーウィドウの19
・ワイオラの19
「事前に言ってた事と違うぞ?」という馬もいると思います。とりあえず、少しでも可能性があるのなら、賭けてみようという意味で申し込んだ馬もいます。それぞれの馬の申し込み理由は以下の通りです。
【ハイドバウンドの19】
最終の中間発表の状況から、抽優を外したら出資できない危険性すら感じたので、当初は抽優抽選でもシャクンタラーの19に申し込むつもりでいましたが、方針を変更して抽優票数が200口に達しないと予想した馬の中で、母馬の産駒の勝ち上がり率が良いこの馬に抽優を使う事にしました。
【クロンヌの19】
シャクンタラーの19に出資できない時点で、エピファネイア産駒2番手評価のこの馬を選びました。最終中間発表でランクインしてしまっていますが、抽優票数は80口未満で収まると予想しています。またこれだけ票が割れている事に加え、新規会員がかなりの割合いると推測しています。その影響で最終中間発表の総口数で50位以降の馬は、高額馬以外は実績枠のボーダーラインが30万~70万円と低めになると予想。私の今年の実績が50万円なので、運が良ければ実績枠に滑り込める可能性もあるので、一般で申し込みました。
【ウインフロレゾンの19】
父リオンディーズは種牡馬として高い評価をしているのですが、非社台系種牡馬の為にシルクでの募集頭数が少なく、昨年は募集された牡馬のジュリオは人気になってしまい出資できませんでした。今年はあまり人気にならないと思っていたのですが、予想外の最終中間発表でのランクイン。牡馬なので最後の追い込みで更に票数が伸びそうですが、抽優数は100口未満と予想しています。可能性は低いですが、一般抽選に賭けたいと思っています。
【ジャポニカーラの19】
これは死に票になる可能性大です。私の計算では抽優300口程度になると予想していますが、最安値募集馬という事もありこれ以上この馬への抽優は増えず、むしろ他の馬に抽優口数が流れるのではないかと、淡い期待をして万が一抽優数が200口に達しなかった時に、抽選に参加できるようにとの意味で申し込みました。
【ディープストーリーの19】
こちらは当初から出資を考えていた馬ですが、抽優を使う程ではないという考えで、クロンヌの19と同様の抽優票数・実績枠ボーダーの想定です。
【メリーウィドウの19】
1回目の中間発表でランクインされた時点でほとんど諦めていたのですが、最終中間発表の抽優数から、計算上は抽優数が180口程度で留まり、少ないながらも一般抽選が発生すると見ています。その一般抽選参加の為にダメ元で申し込みました。
【ワイオラの19】
今回申し込んだ馬の中で唯一のランク外馬です。万が一、申込口数が500口を超えたとしても、実績枠のボーダーはかなり低いと見ています。その為、この馬は高確率で出資できるのではないかと踏んでいます。
以上が7頭への申し込み理由です。
この申し込んだ馬の中から、できれば4頭、最低でも3頭は当選したいところです。万が一、全頭取れてしまうと明らかに予算オーバーです。
頭を悩ませる日々からは解放されましたが、来週の結果発表まで落ち着かない日々が続きそうです。
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