1/23に行われた3歳1勝クラスの若竹賞に関して雑感を書きたいと思います。
最初はTwitterでつぶやこうと思ったのですが、書きたい事が多くなり過ぎた為、久々にブログを書く事にしました。
自分がシルクで出資しているシンティレーションが勝利したレースなのですが、出走メンバーと上位人気馬を見て2020年の募集時の事を思い返すレースでした。
このレース、1番人気~5番人気までがクラブ馬というレースで人気順は以下の通り。
1番人気 イルチルコ(シルクホースクラブ)
2番人気 シンティレーション(シルクホースクラブ)
3番人気 パンテレリア(ノルマンディーオーナーズクラブ)
4番人気 デインティハート(G1サラブレッドクラブ)
5番人気 ウインバグース(ウインレーシングクラブ)
その中でも1番人気~3番人気の3頭がいずれも募集時に出資を検討した馬でした。
各馬の募集時に検討していた際の気持ちは以下の通りです。
イルチルコ(ルシルクの19牝) ドゥラメンテ産駒 1口 5.6万円
ルシルクは2015年産まで比較的安定して産駒が勝ち上がっている繁殖牝馬でしたが、2016年クーダルジャン(オルフェーヴル産駒)、2017年クロワルース(ディープインパクト産駒)と2年続けて勝ち上がれませんでした。それまでより種付料が高い種牡馬を種付けした年に残念な結果となってしまったのですが、よりによって自分はその2頭に出資していました。ルシルクの19は空胎明けの産駒でした。この年はドゥラメンテ産駒への出資を検討していたのですが、前述の2頭の事から個人的な印象が悪く、馬自体は評価したものの出資申し込みは見合わせました。
シンティレーション(ファシネートダイアの19牝) ロードカナロア産駒 1口7万円
結果的に出資した馬なのですが、1次募集時は検討対象外としていた馬でした。というのも自分は予算15万程度で3~4頭に出資しようと考えていたので、予算の半分近くになる募集価格の馬は検討対象外とせざるを得ません。また、これまで出資した中で高額1,2位だったクロワルースとクーダルジャンが酷い成績だった為、募集価格3000万円を出資検討に入れるか否かのボーダーラインとしていました。高額馬が走らなかった時のダメージは精神的にも懐的にも結構大きいものです。
そんな馬に何故出資する事になったかというと、1次募集の抽選結果が散々たる結果だった為です。抽優馬を含めて7頭に申し込み、当選したのは抽優馬と満口にならなかった馬の2頭だけでした。3~4頭は当選するだろうと甘く見ていたのですが、2頭しか当選しなかった為、予算15万円のうち7万円が残りました。そこで満口にならなかった馬の中から出資馬を再選定する事になり、当初は安価な馬2頭への出資という方針でいたのですが、候補としていた馬の歩様動画を見てもイマイチ良く見えなかったので、こんなタイミングでもないと出資する機会も無いだろうと1次募集時にはまともに見ていなかったロードカナロア産駒の当馬を見てみると、歩様動画も良く見えたので当馬に出資する事になりました。
パンテレリア(ラインレジーナの19牡) イスラボニータ産駒 1口3.2万円
この年はイスラボニータ産駒の初年度の年だったので、良い馬牡馬がいたら出資しようと考えていた年でした。1次募集で2頭いたイスラボニータ産駒の牡馬の内1頭に申し込んだのですが、デアリングタクトの牝馬三冠達成の影響でノルマンディーも一躍人気クラブになってしまい、見事に落選してしまいました。
イスラボニータ産駒の牡馬は2頭とも1次募集で満口になってしまったのですが、2次募集で当馬が募集されました。ノルマンディーは一括で馬代を支払うと最大で10%引きになるので、3万円弱で出資できる当馬は検討対象としたのですが、調べていくと母馬が17歳時の産駒、勝ち上がり率が低い、6月生まれというかなりの遅生まれとわかり、悩んだのですが出資申し込みを見送る事にしました。
個人的に追加募集馬に出資した時の成績があまり良くないというのもあったと思います。
こんな感じで出資を悩んだ3頭がこの時期の3歳1勝クラスのレースに、しかも上位人気で出走してきた事に驚きました。今回は自分の出資した馬が運よく勝てたので、こんなふうに当時を振り返る事が出来ていますが、他の2頭を選んでいた場合は相当悔しい気持ちになっていたと思います。
一口馬主をやっていると、こんな事を思い出すレースが時々やってきますが、それも一口馬主の楽しみの1つではないかと思っています。
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