シルク2020年度一次募集 予想価格の考察②

 昨日に続いて、シルク一次募集馬の予想価格と募集価格について振り返っていきたいと思います。

予想価格と募集価格の比較表

【ドゥラメンテ】
コケレール
予想価格:10万円
募集価格:6万円
差額:-4万円

ルシルク
予想価格:7万円
募集価格:5.6万円
差額:-1.4万円

ハイドバウンド
予想価格:6万円
募集価格:4.8万円
差額:-1.2万円

アドマイヤテレサ
予想価格:8万円
募集価格:6万円
差額:-2万円

プリティカリーナ
予想価格:6万円
募集価格:6万円
差額:無し

 ドゥラメンテに関しては「今年はだいぶ安いな」という印象。高めに見積もっていたと言っても、ここまで差額が出るとは思いませんでした。自分が課題評価し過ぎてたのか?と思ったのですが、昨日のセレクトセール1歳セッションを見ていても、それなりの金額が付いていました。それでこの価格設定なので、馬体に問題が無いようなら、今年のドゥラメンテ産駒はかなりお買い得な価格設定だと思います。

【モーリス】
シュペトレーゼ
予想価格:6万円
募集価格:5.6万円
差額:-0.4万円

ルミナスグルーヴ
予想価格:5万円
募集価格:7万円
差額:+2万円

アイスパステル
予想価格:5万円
募集価格:3.6万円
差額:-1.4万円

レーヌドブリエ
予想価格:7万円
募集価格:7万円
差額:無し

レッドジゼル
予想価格:6万円
募集価格:7万円
差額:+1万円

オーシャンビーナス
予想価格:3.6万円
募集価格:3.6万円
差額:無し

エクレールアンジュ
予想価格:4万円
募集価格:3.6万円
差額:-0.4万円

 続いてモーリスですが、こちらは昨年に続いて安い価格設定ですね。牡馬を少し安く見積もってしまいましたが、牝馬は予想通りかそれ以上に安いという結果になりました。新馬戦が始まってモーリス産駒がなかなか勝たなかった為、いろいろ言われていましたが、先日初勝利を挙げました。これを見越しての初年度産駒から安めの価格設定だったのでしょうか?だとしたら、牧場側の相馬眼は凄いと思うのですが、さすがにそんな事はないでしょう。これから2歳戦で盛り返していけるか注目しておく必要があります。産駒が起動にのっていけるようであれば、この価格設定はお得だと思います。

【エピファネイア】
ルールブリタニア
予想価格:8万円
募集価格:7万円
差額:-1万円

クロンヌ
予想価格:5万円
募集価格:3.6万円
差額:-1.4万円

シャクンタラー
予想価格:5万円
募集価格:4万円
差額:-1万円

パープルセイル
予想価格:6万円
募集価格:3.6万円
差額:-2.4万円

 次はデアリングタクトが無敗の牝馬二冠を達成して話題となっているエピファネイアです。これは完全に課題評価してしまいました。あまりにも安い価格設定だったので、改めて成績を確認したところ、シンボリクリスエスのイメージからダートもそこそこ走っていると思っていたのですが、産駒は芝に偏った成績でした。それに加え、重賞勝利もデアリングタクトの桜花賞とオークスのG1の2勝のみで、その活躍しているデデアリングタクトはセレクトセール出身ですが日高生産→日高育成です。もしかすると、そのような事から、社台Gの中ではそこまで評価が高くないのかもしれません。

【ルーラーシップ】
サンドミエシュ
予想価格:5万円
募集価格:5万円
差額:無し

レジェ
予想価格:4万円
募集価格:4万円
差額:無し

グリューネワルト
予想価格:7万円
募集価格:8万円
差額:+1万円

ディープストーリー
予想価格:5万円
募集価格:4万円
差額:-1万円

 次はルーラーシップです。こちらはディアンドルの全弟が予想より若干高かったもののほぼ予想通りの価格設定でした。ルーラーシップ産駒は個人的には好きなのですが、初年度産駒のキセキがG1を勝った以降は、イマイチぱっとしないのが価格に出ているという感じですね。但し、極端に安い価格設定とはなっていない為、活躍馬が出ればすぐに値上がりしてしまうタイプの種牡馬だと思います。安いうちに出資するという気持ちで出資するなら良いかもしれません。

 今回も4頭の振り返りをしました。明後日までにと思ってはいるのですが、ちょっと頭数が多いので間に合うか微妙な感じです。とりあえず複数の募集馬がいる種牡馬を消費してから、1頭募集の種牡馬について書く予定でいます。

コメント