シルク2020年度一次募集 予想価格の考察①

 遅くなってしまいましたが、シルク一次募集の価格&厩舎発表の前にブログに書いた、予想価格を実際の募集価格と比較して振り返ってみたいと思います。頭数が多いので数回に分けて考察していきます。

予想価格と募集価格の比較表

種牡馬毎に予想価格と募集価格にういて考察を書いていきたいと思います。

【ディープインパクト産駒】
イルーシヴウェーヴ
予想価格:16万円
募集価格:24万円
差額:+8万円

イスパニダ
予想価格:20万円
募集価格:20万円
差額:無し

サロミナ
予想価格:14万円
募集価格:14万円
差額:無し

キューティゴールド
予想価格:16万円
募集価格:24万円
差額:+8万円

ウェイヴェルアベニュー
予想価格:12万円
募集価格:14万円
差額:+2万円

 最初は2019年度産駒が実質的なラストクロップとなるディープインパクト産駒。これは完全に甘く見てました。予想価格と同額が2頭いるものの、他の3頭は予想価格よりも高く、内2頭は8万円も開きがありました。種付け料4000万円の年の産駒という事をもう少し考慮に入れておくべきでした。走らないディープ産駒に出資してしまっている自分としては、今年の募集額は回収を考慮しない記念出資というレベルかなと思います。

【ハーツクライ産駒】
テルアケリー
予想価格:16万円
募集価格:9万円
差額:-7万円

マンドゥラ
予想価格:8万円
募集価格:5万円
差額:-3万円

ミュージカルロマンス
予想価格:14万円
募集価格:12万円
差額:-2万円

ヒッピー
予想価格:6万円
募集価格:6万円
差額:無し

パーシステントリー
予想価格:10万円
募集価格:7万円
差額:無し

 続いて、ハーツクライ産駒ですが、これはさすがに高く予想し過ぎましたね。今年から種付け料が上がった事、サロミナの活躍から結構盛ってくるのではないかと予想していのですが、そこまで大きな盛り方ではありませんでした。しかし、毎年ハーツクライ産駒の牝馬で4万円前後の価格で1~2頭は募集されていたのですが、今年は最低価格が5~6万円なので、地味に盛ってきてはいます。テルアケリーなんかは牡馬で9万円なので、お買い得な印象があります。

【ロードカナロア】
ファシネートダイア
予想価格:8万円
募集価格:7万円
差額:-1万円

ピラミマ
予想価格:12万円
募集価格:9万円
差額:-3万円

モシーン
予想価格:10万円
募集価格:12万円
差額:+2万円

チアズメッセージ
予想価格:10万円
募集価格:9万円
差額:-1万円

ショウナンパンドラ
予想価格:8万円
募集価格:12万円
差額:+4万円

プチノワール
予想価格:10万円
募集価格:9万円
差額:-1万円

 ロードカナロア産駒ですが、何とも言えない結果になりました。総額では±0万円なのですが、当たってると言える結果ではないですね。予想価格自体が高めの見積もりだった事を考えると、ちょっと高過ぎるような気がします。アーモンドアイの影響が大きいのでしょうが、アーモンドアイを抜いて考えると、ハーツクライに見劣ると印象があります。

【ハービンジャー】
ツルマルワンピース
予想価格:7万円
募集価格:8万円
差額:+1万円

アーデルハイト
予想価格:5万円
募集価格:5万円
差額:無し

 ハービンジャー産駒は今年は2頭のみです。2頭とも牝馬という事を考えると、高い値付けという感想です。ツルマルワンピースは、ブラストワンピースの全妹という事を考慮しても牝馬で8万円はちょっと高過ぎな気がしますが、これまでデビューした産駒が全て新馬勝ちしている事も踏まえると、この金額は仕方ないんですかね。

とりあえず、初回の今回は4頭の種牡馬分を振り返ってみました。7月16日の募集馬の写真公開までには、全て書き終えたいと思います。

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